さて、来月お引渡しをさせて頂きます不動産の隣接地の方と売主様との境界確認の立会に行ってきました。事前に販売当初から私の方でもご挨拶を済ませており売主様からもお声掛けをお願いしておりましたので本日は確認と書面への記名・捺印とスムーズに終えることができました。
「人とのつながり（ご近所づきあい）」
実は、不動産取引で重要な事、とても大切な事なんです。ただ家や土地を売り買いする事で終えることはできないと言う事です。なぜなら「ここは、俺の土地だ！」、「いや、うちの敷地です！」なんて事が起こらないためにも「境界確認」は、重要な業務の一つとなります。
「専門家が行うこと？」
確かに土地家屋調査士と呼ばれる測量（土地の面積や境界を確定させる）の仕事をされている方が一軒一軒訪問して署名・捺印をもらうイメージが多いでしょう。
「事前準備は必要」
しかし、そこは見知らぬ人物がいきなり行きハンコ押して下さい。なんて行くと・・何しに来た！なんて事になりかねません。
私はいつもこの事を想定し事前に依頼者（売主）様に隣接地の方との関係をヒアリングさせていただいております。その後、私自身が最初に売却活動をする旨ご説明とご挨拶に伺うようにしています。
しかし中には関係性が拗れているケースもありますね。少し前までは普通にご挨拶もしていたけど、どこかお互いボタンのかけ違いで関係性が崩れてしまった。悲しいけど中々もとには戻らないのが現実でもあります。
だからと言って無視するなんて事は出来ません！
きちんとご挨拶・趣旨の説明をさせていただき、時間をかけてでもご理解いただくよう努力する事が私の業務でもあります。
このような事からいつ何時ご自分が不動産を手放さなくてならない時が来るかもしれません。日頃からお隣さんやご近所との関係性は良好にされることも大切となります。
「注意が必要！」
特に空き家の建物や空き地の場合で所有者の方がその場所にいないケースです。樹木や雑草、ゴミといった問題が生じて近隣にご迷惑をかけてしまう事があると、いざ売却する時に境界の立会を拒否されるなんて事も考えられます。アドバイスとしては、皆さんご承知の通り「ご自身での手入」や「定期的な巡回サービス」などの利用で防げることになります。
いかがでしたか、不動産売却の時にはお隣さんとも良好な関係が大切である事を少し知っていただければと思っております。
「悩んでいては前にはすすめません！」
当社では、不動産のお悩みに真剣に真摯に取り組んでいます。各専門家との連携、ご紹介をしておりますので安心してご相談下さいませ。「隣地との境界トラブル」や「離婚による不動産売却のトラブル」「相続した不動産が遠方にあるので悩んでる」「債務者である夫が行方不明で困っている」、このようなお悩みにもお応えしております。遠慮なくご相談ください。
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